English/Japanese

ニュース

2023/09/28 バハ・カリフォルニア自治大学(メキシコ)より、修士課程学生を交換留学生として受け入れました。本学生は、次世代型の人工知能の要素として期待されているスパイキングニューラルネットワークに関する研究を行います。
2023/09/08 タンペレ大学(フィンランド)からの交換留学生が、半年間の研究成果(スパイキングニューラルネットワークの学習効率を高める手法)を発表しました。(発表の様子
2023/08/01 大学院生の森田君が交換留学生として、国立清華大学(台湾) の Hsin Chen教授のグループの研究に参加しました。Hsin Chen教授らが開発した脳埋め込み電極と、当研究室で開発している画像認識技術を組み合わせて、ラットの全身運動と脳活動の相関を解析するたのめシステム開発と、脳活動から運動を推定する技術の開発を行います。
2023/07/25 -28 浜松市で開催された画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2023)にて、大学院生の森田君、山田君が、ポスター発表を行いました。タイトルはそれぞれ、「生体視覚神経系に学んだ前処理を用いたCNNによる画像識別」「視細胞応答に基づいた画像符号化が色恒常性アルゴリズムに与える影響」です。
2023/04/03 タンペレ大学(フィンランド)より、修士課程学生を交換留学生として受け入れました。本学生は、次世代型の人工知能の要素として期待されているスパイキングニューラルネットワークに関する研究を行います。
2023/02/09 -12 オンラインで開催された国際会議(International conference on Artificial Life and Robotics(ICAROB2023)にて、大学院生の小林君、佐藤君、池田君がオンライン発表を行いました。タイトルは、それぞれ"A Figure-Ground Discrimination Algorithm Inspired by Border-Ownership Selective Cells"、"Binocular Disparity Estimation Algorithm Using Multiple Spatial Frequency Information and a Neural Network"、"Increasing Selectivity to a Feature Combination Using Inhibitory Synaptic Plasticity in a Spiking Neural Network"です。
2022/12/03 大阪電気通信大学で開催された電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会にて、大学院生の森田君、山地君が口頭発表を行いました。タイトルは、それぞれ「ガボールフィルタをCNNの前処理として用いた画像識別」「視覚神経系の特性を模擬する時空間フィルタ回路」です。
2022/11/24 応用物理学会トータルバイオミメティクス研究グループ主催の基礎講座「機能を生み出す神経回路 ~その解明と応用~」にて、奥野准教授がオンライン招待講演「視覚神経系に学んだ人工知能開発」を行いました。
2022/09/10 -25 当研究室が中心となって開発した小型AI端末tOITe (terminal for OIT edutainment)を利用した、体験型謎解きゲーム「鍵屋太兵衛の頼みごと~合言葉をさがせ~」が、市立枚方宿鍵屋資料館で開催されました。
2022/07/25 -28 姫路市で開催された画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2022)にて、大学院生の小林君、佐藤君、池田君が、ポスター発表を行いました。タイトルはそれぞれ、「Border-ownership選択性細胞の応答特性に学んだ図地分離アルゴリズム」「複数の空間周波数情報と機械学習を用いた両眼視差推定アルゴリズム」「SNNにおける抑制性シナプス可塑性を用いた組み合わせ特徴に対する選択性の向上」です。
2022/07/24 当研究室が開発した「色恒常性を持った画像認識システム」を搭載した「AIスマートカー開発プロジェクト」のロボットが、大阪市で開催された中之島ロボットチャレンジに参加しました。ロボットの走行距離は 330 m (全コースは 477.25 m)で、「人物発見課題」と「物体識別課題」に成功しました。チャレンジ参加の様子はこちらの動画でご覧ください。
2022/01/20 -23 オンラインで開催された国際会議(International conference on Artificial Life and Robotics(ICAROB2022))にて、大学院生の森田君、久光君、山地君がオンライン発表を行いました。タイトルは、それぞれ"The Effect of Preprocessing with Gabor Filters on Image Classification Using CNNs"、"An Image Coding Algorithm with Color Constancy Using the Retinex Theory and the Naka-Rushton Equation"、"A Fast Image Sensor System with an Efficient Multi-Scale Gaussian Filtering Circuit"です。
2021/12/08 -12 オンラインで開催された国際会議(International conference on Neural Information Processing(ICONIP2021)にて、大学院生の堀口君がオンライン発表を行いました。タイトルは、"A Visual Feature Detection Algorithm Inspired by Spatio-temporal Properties of Visual Neurons"です。
2021/06/06 -08 ロボティクス・メカトロニクス講演会(ROBOMECH2021)にて、大学院生の林君、久光君、山地君がオンライン発表を行いました。タイトルはそれぞれ、「視覚神経の時空間応答特性に学んだリアルタイム両眼視差検出システム」「Michaelis-Menten式とRetinex理論に基づく色恒常性を備えたイメージセンサシステム」「視覚神経系に学んだ時空間特徴量抽出アルゴリズムのFPGA実装」です。
2021/01/21 -23 オンラインで開催された国際会議(2021 International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB2021))において、大学院生の森田君・堀口君・林君が、口頭発表を行いました。タイトルはそれぞれ、"Motion and shape classification using spiking neural network" "A spatio-temporal feature extraction algorithm that simulates a physiological model of a neuron in the early visual cortex" "A binocular disparity detection algorithm inspired by the spatio-temporal properties of binocular cells"です。
2020/12/19 -20 オンラインで開催されたロボカップジャパンオープン2020のアットホームリーグにて、当研究室がロボットビジョン開発を担当した大阪工業大学のチーム"O.I.T. Challenger"が、準優勝しました。
2020/11/14 電気関係学会関西連合大会にて、奥野講師が招待講演「生体視覚神経系に学んだ画像処理システム」を行いました。
2020/11/05 バイオミメティック情報処理の最前線~基礎研究から社会実装への道のり~にて、奥野講師が招待講演「視覚神経系における処理のロボットビジョン実装」を行いました。
2020/09/16 電子情報通信学会ソサイエティ大会にて、奥野講師がオンライン招待講演「FPGAを活用した視覚神経模倣ロボットビジョンシステム」を行いました。
2020/08/05 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2020)にて、大学院生の堀口君が、オンライン発表「生体視覚野細胞の時空間応答特性を模擬した視覚特徴量抽出アルゴリズム」を行いました。
2020/07/10 画像ラボ2020年7月号(日刊工業新聞)で当研究室の研究を紹介する記事「生体視覚神経系に学んだロボットビジョン開発」が掲載されました。
2020/06/10 画像ラボ2020年6月号(日刊工業新聞)で当研究室が協力した研究に関する記事「色恒常性カメラ画像を用いた物体識別」が掲載されました。
2020/05/29 ロボティクス・メカトロニクス講演会(ROBOMECH2020)にて、大学院生の黒瀬君、末永君、林君、森田君がオンライン発表を行いました。タイトルはそれぞれ、「オプティカルフローとEcho State Networkを用いたドローンの運動状態推定」「視覚神経系に学んだ時空間特徴量とリザバーコンピューティングを活用したジェスチャー識別」「テクスチャ境界を対応点探索に利用できる 神経模倣両眼立体視システム」「昆虫視覚系の運動検出器モデルとEcho State Networkを用いた人の動き分類」です。
2019年度以前 情報はこちら

↑スクロールします。

研究方針

  当研究室は、二つの目標を持って研究を行っています。(研究室紹介動画
  一つ目の目標は、生体の視覚神経系に学んだ効率の良い視覚センシング・認識システムを開発することです。高性能なコンピュータを使っても困難な外界情報の理解を、生体の視覚神経系は難なく行います。この様な視覚神経系の長所を模倣することは、私たちヒトの様に自律的に「知覚して・判断できる」システムの実現に向けた有効な手段です。そこで当研究室では、網膜や脳の情報処理に学んだ、次世代脳型人工知能システムの開発に取り組んでいます。
  二つ目の目標は、生体の視覚神経系が、いかして効率の良い情報処理を実現しているのかを解明することです。視覚神経系における情報処理の原理にはまだまだ不明な点が多いため、この利点を生かしたシステム作りをするためには、まずこの原理を解明しなくてはなりません。
  視覚神経系を理解すること、そしてそれに学んだ視覚情報認識システムを作ること、この2点が当研究室の研究の柱となります。

当研究室が支援する学生プロジェクト

1. IT×リアル謎解きゲーム作成プロジェクト
2. AIスマートカー開発プロジェクト(紹介動画:準備編本走行編

キーワード

神経模倣、網膜、脳、視覚野、人工知能、ロボット、イメージセンサ、画像処理、ニューラルネットワーク、FPGA、回路設計、アルゴリズム開発

連絡先

所属:大阪工業大学情報科学部コンピュータ科学科
所在地:〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
 1号館515研究室
E-mail:hirotsugu.okuno [ATMARK] oit.ac.jp

Copyright © 2016 神経模倣システム研究室 All Rights Reserved.